サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
今年の「#文学」
blog.livedoor.jp/kkujyo
WTI原油先物5月限が前代未聞のマイナス圏に突入したことで、これまで見えにくかった先物もどき商品の落とし穴がいろいろなところで表面化しました。 長期的にこの水準を買えば儲かるはずだという思惑で参入した投資家の多くが、複雑な仕組みの前に短期間で玉砕されたといえるでしょう。 先物もどき商品には 先渡し取引 先物取引(差金決済、現物決済)(上場、相対) 限月取引 限日取引 無期限取引 CFD(差金決済証拠金取引、FXを含む) ETF(上場投資信託) ETN(上場投資証券、実態は上場ノミ証券) などがあり、それぞれきわどい特徴があります。日経225先物やFXと同じようなものだと考えて仕様を理解しないまま取引すると、意外な落とし穴が待ち受けています。選んだ商品によっては、知らなかったでは済まない悲惨な目にあってしまいます。 今回の原油のマイナスは現物決済先物取引で発生し、 その影響が 原油CFD 原
今回も下げ局面で個人投資家がETFをたくさん買って、外国人さんの売りをある程度撃退したようです。 ところが、市場で個人がいくらETFやレバETFを買ってもそれだけはETFの残高は増えません。 一度ブログで書きましたが、まだ誤解が少しあるようなので再度書いておきます。 流通市場でいくら投資家がETFを買ってもそれだけで残高が増えるわけではありません。 現存の残高をぐるぐる売買しているだけです。 現物株の売買高がいくら膨らんでも発行済み株式数が増えないのとまったく同じことです。 ETFの発行残高が増えるのは 特定参加者が投信会社に新規買い付けの申し込みをした場合のみです。 特定参加者が新規買い付けの申し込みをするのはETFの在庫がなくなるか減ってしまった場合です。 個人投資家がETFを買い下がると、証券会社はせっせとETF売り先物買いの裁定をおこなうので在庫が減ってしまいます。証券会社が減った
で当てたマイケルスミスが「フラッシュボーイズ」を発刊。 HFT(高頻度取引)の悪質さを徹底的にたたいたことから、米経済メディアで連日取り上げられています。 FBIも1年以上捜査している模様です。 HFTにもいろいろなものがあり、フラッシュボーイズでルイス氏がやり玉に挙げているHFTはいわゆる「フロントランニング」を合法的におこなう類いのタイプのようです。 顧客の発注済み注文を高速通信と高速コンピュータが 先周りし、顧客注文の前に執行し、顧客注文にぶつけて反対売買してあっという間にわずかのさやを抜くというキワモノです。 なぜ、こうしたことが可能なのかのポイントを整理しておきます。 米国はNYSEやNASDQのほかにECNと呼ばれる私設取引所がしのぎを削ってます。参入統合が激しく業界地図はすぐに入れ替わります。また、証券会社自身もダークプールと呼ばれる、IOI(Indication of In
日経平均トレーディング入門〈全面改訂版〉 「日経平均の値動きは一段とおかしくなった」 最近こう感じている投資家の方が多いのではないかと思います。もともと日経平均は癖のある指数でした。そんなことは十分わかってはいるものの、最近の値動きは一段とおかしくなっているようです。 投機家にとっては、おかしな動きをすること自体悪いわけではありませんが、おかしな動きが続くことで参加する投資家が減り流動性が落ちてしまえば、投機家の参加者も減ってしまいます。 日経平均は、今その瀬戸際にいるのではないかと思います。 日経平均はもともと単純平均という計算方法でスタートしました。単純平均のメリットは採用銘柄の「値幅の値動き」が直接指数に影響を与えるわかりやすさにあります。指数が動いた要因が、とてもわかりやすかったわけです。ところが、純粋な単純平均では、採用銘柄が変わったり増資や分割で株数が変わったりすると、指数の連
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『九条清隆 相場観と金融工学』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く