15日(水)は名護市安和区の琉球セメント桟橋で水曜行動が取り組まれていて、それに参加した。桟橋では朝から第百三十六伊勢丸に積み込み作業が行われていた。このガット船は黄色いラインが入っているので一番分かりやすい。 ゲート前では市民が50人ほど集まってデモを行い、土砂を積んでやってくる工事車両に抗議を繰り返した。この日は1972年の5月15日に沖縄の施政権が返還されてから47年目だった。あの頃「核抜き本土並み」ということが言われていたが、どこが「本土並み」か。米軍基地が集中している現実は何も変わらない。 それどころか、耐用年数200年と言われる新たな基地が作られようとし、宮古・石垣・与那国では自衛隊基地の建設が進められている。中国に対抗する重要拠点として、琉球列島全体が要塞化されつつあるのが現実だ。 琉球国を軍事的に制圧し、滅ぼした日本(ヤマトゥ)を帰るべき「祖国」と呼んだとは、今となってはお