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うまい料理と味わいたい、キリッと冷えた日本酒。その価格が19年ぶりに値上がりします。日本酒の生産... うまい料理と味わいたい、キリッと冷えた日本酒。その価格が19年ぶりに値上がりします。日本酒の生産量が全国一の兵庫県にある大手メーカー2社が、相次いで出荷価格を上げると発表したのです。若者の日本酒離れも懸念されるなか、なぜ今、値上げに踏み切るのか。神戸放送局の鈴木健吾記者が報告します。 19年ぶりの値上げ 江戸時代から酒造りが盛んな兵庫県西宮市や神戸市東灘区は、「酒どころ・灘」として全国に知られています。灘には日本酒メーカーが数多く並び、兵庫県の日本酒生産量は全国一です。 こうしたメーカーの一つで業界4位の「大関」が、今月7日、日本酒の値上げを発表しました。「ワンカップ」と名付けたカップ酒で知られる大関。今回、値上げの対象となるのは、このワンカップなど主力商品およそ150品目で、ことし10月から出荷価格を平均で4%値上げします。 大関が発表した2日後、業界最大手の「白鶴酒造」も値上げを発
2013/08/14 リンク