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【ワシントン=白川義和】中央情報局(CIA)などの米情報機関を統括し、政策提言を行う国家情報会議... 【ワシントン=白川義和】中央情報局(CIA)などの米情報機関を統括し、政策提言を行う国家情報会議(NIC)は10日、今後15~20年の世界情勢を予測する報告書「世界潮流2030」を公表した。 報告書は、30年までに中国が米国を抜いて世界最大の経済大国に浮上する一方、日本や欧州、ロシアは「相対的に衰退を続ける」との予測を示した。 報告書は、世界における米国の影響力は、30年時点でも「同等の大国の中でトップを維持する」とする一方、中国やインドの台頭で米国が唯一の超大国である時代は終わり、30年には米中や他の大国を含めて「覇権国家はなくなる」と予測している。 中国の国内総生産(GDP)は、30年に日本の2・4倍になる可能性が高いが、成長速度は鈍るとされた。日本は、急速な高齢化と人口減で「長期的な成長の可能性が大きく阻害されている」と指摘された。
2012/12/11 リンク