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13日に撮影された黒褐色のひな。14日に巣立ちが確認された。周囲のアホウドリは実物大の模型(聟島... 13日に撮影された黒褐色のひな。14日に巣立ちが確認された。周囲のアホウドリは実物大の模型(聟島で、山階鳥類研究所提供) 国の特別天然記念物アホウドリの野生のひなが約80年ぶりに小笠原諸島(東京都)から巣立ったことを、 山階 ( やましな ) 鳥類研究所や環境省などが 聟島 ( むこじま ) で確認した。 このひなは、人工飼育して聟島から巣立った父鳥と野生の母鳥のつがいから生まれ、今年1月、同島で 孵化 ( ふか ) したことが確認された。今月14日朝、ひなが巣のある崖から数十メートル下の海面で漂っている姿を、同研究所の研究員が見つけた。 アホウドリの繁殖地は現在、伊豆諸島の鳥島と尖閣諸島しかなく、小笠原諸島では1930年代に絶滅した。鳥島は噴火する危険があることから、環境省などは2008~12年にかけ約350キロ・メートル離れた聟島にひな70羽を移し、餌などを与える繁殖事業を行った。
2016/05/31 リンク