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長崎県・福江島(五島市)の黒蔵(くろぞう)町内会(66世帯150人)が来年4月から、太陽光発電事業... 長崎県・福江島(五島市)の黒蔵(くろぞう)町内会(66世帯150人)が来年4月から、太陽光発電事業を始める。 売電収入を町内会の運営費に充て、高齢化が進む地域の会費負担を軽減するのが狙い。 自治組織では珍しい取り組みだ。 黒蔵地区は福江空港の西約3キロの丘陵地にある農村地帯。1970年代には約300人が住んでいたが、過疎が進み、65歳以上の割合は約35%に上る。町内会費は1世帯あたり年5000円で、公民館の維持費や行事の開催費などに充てられる。医療費が増えがちな高齢者には負担になることから、町内で新たな収入源を模索していた。 今年7月、再生可能エネルギー特別措置法に基づく電気の固定価格買い取り制度が始まると、ゲートボール場として使っていた市の遊休地で太陽光発電を計画。使用はスポーツに限られていたが、市が用途変更に応じて協力した。 計画では遊休地の一角約440平方メートルに144枚の太陽光パ
2012/12/11 リンク