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7月17日(水)から本館2階特別1室で開催している特集陳列「断簡―掛軸になった絵巻―」(8月25日(日)まで... 7月17日(水)から本館2階特別1室で開催している特集陳列「断簡―掛軸になった絵巻―」(8月25日(日)まで)。この陳列では、当館所蔵品を中心とした物語絵巻の断簡を5つのテーマからご紹介しています。 そもそも「断簡」とは、もとは巻子装だった絵巻などを掛軸に仕立て直した作品のこと。絵巻は物語を記した詞書とともに制作されますが、断簡となることによって詞書と分かれてしまい、何を描いているのか分からなくなってしまった作品も少なくありません。 例えば今回展示している男衾三郎絵巻断簡。 男衾三郎絵巻断簡 鎌倉時代・13世紀 東京国立博物館蔵 愛らしいこの小さな断簡は、もともと「千代能姫之画」という名称で伝来しました。千代能姫は鎌倉時代の御家人安達義景の娘で、夫である北条実時の死後に出家。谷間で水を汲んでいた際、悟りを開いたとされる人物です。千代能姫が水を汲んだのは谷間のはずなのに、この断簡では女性二人
2013/07/23 リンク