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6月10日、弊派の最高議決機関であります宗議会(僧侶議員で構成)において、「集団的自衛権の行使容... 6月10日、弊派の最高議決機関であります宗議会(僧侶議員で構成)において、「集団的自衛権の行使容認に反対する決議」が全会一致で可決されました。 集団的自衛権の行使容認に反対する決議 今、日本政府は、憲法を「改正」せずとも、その解釈を変更することで、これまで禁じられてきた集団的自衛権の行使を可能にする動きを加速させております。集団的自衛権の行使が容認されれば、日本人が国外で人命を奪い、奪われるという事態が現実となりかねません。このことは、戦後、日本が堅持してきた戦争放棄の国是を捨て去ることです。 私たち真宗大谷派宗議会は、この度の集団的自衛権の行使容認への動きに対して、深い悲しみと大きな危惧を覚え、強く反対の意思を表明するものであります。 戦後50年にあたる1995年、私たちは、過去において、仏法の名を借り戦争に協力してきた自らを問い直し、「人間のいのちを軽んじ、他を抹殺して愧じることのない