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五ケ瀬川のアユやなにかかったウナギ。漁協はその場で川に戻すことを申し合わせている=宮崎県延岡五ケ... 五ケ瀬川のアユやなにかかったウナギ。漁協はその場で川に戻すことを申し合わせている=宮崎県延岡五ケ瀬川漁協提供 【谷川季実子】全国的なウナギの稚魚(シラスウナギ)の不漁を受け、宮崎県は、「親ウナギ」にも捕獲禁止期間を設ける検討を始めた。違反者には懲役刑も科す厳しい態度で臨む構えだ。水産庁によると、都道府県レベルでの親ウナギの禁漁は全国初。県は、有数の産地として「責任ある行動をとりたい」という。 「川で立派なウナギを捕まえた。買わないか」。宮崎市のうなぎ料理店には最近、バケツを提げた見知らぬ人が訪れることが度々あるという。「稚魚減少とウナギの価格高騰を知ってでしょうか」。老舗「うなぎ一力本舗」の店主、長谷一海さん(63)は話す。店では取引先以外からは購入しないことを告げている。 こうした捕獲も、県が禁漁に乗り出せば、悪質な場合は1年以下の懲役または50万円以下の罰金を科されることになる。
2012/11/14 リンク