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鉄器の切断面をX線で撮影。線で囲んだのが元の形で、周囲はさび。組織が異なっているという=中近東文... 鉄器の切断面をX線で撮影。線で囲んだのが元の形で、周囲はさび。組織が異なっているという=中近東文化センター提供発見された鉄器。下側に刃があり、左端には柄に固定するためなどに使ったと思われる穴がある=中近東文化センター提供 中近東文化センター(東京都三鷹市)が調査を続けているトルコのカマン・カレホユック遺跡で、紀元前2100〜同1950年の地層から、小刀の一部と見られる鉄器1点が発見された。鉄滓(てっさい)(鉄を生産・加工する時に出るかす)と、鉄分を含んだ石も確認され、鉄づくりが行われていたことが確実になった。人工の鉄の利用は紀元前15世紀ごろに同じアナトリア半島のヒッタイト帝国で始まったとされてきた世界史の通説が書きかえられる。 鉄器は2000年の調査で出土したもの。折れていて、つなぐと長さ5センチほど。さびがひどいが、切断して断面をX線で調べると、鋭い元の形が見えた。片側だけに刃
2009/03/31 リンク