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思い返せば、あれを知ったのもこれを考えたのも特定のある本がきっかけだった。読書こそ知識と思考の源... 思い返せば、あれを知ったのもこれを考えたのも特定のある本がきっかけだった。読書こそ知識と思考の源泉。そのことは5年、10年の単位で思い知るものだ。ところが、本とは忘却もまた甚だしい。杞憂ではない。久しぶりに再読すると必ず同じところに線を引こうとする。だったらメモしなさい。まったくその通り。実際パソコンに打ち込む読書メモは増え続けている。しかも何年か後、自分で残したそのメモは予想を超えて再利用できる。そのこともしだいに強く実感するようになった。それにだいいち、本で読んだことは自分の言葉にしてこそ定着する。それもどうやら本当だ。逆にいうと、読書の利得は、そのままではまちがいなく流出してしまう。だがそれを思い知った今となっては、なにか読んでいて「なるほど」と納得するのはうれしいが、同時にそれを忘れてしまうことが予測され、いやでしかたがない。だからメモをしなくちゃと思うのだが、それがまた煩わしくて
2010/05/23 リンク