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国交正常化で中国は賠償権を放棄し、その代わりが対中ODAになった。このあたりをスットばして「中国側の... 国交正常化で中国は賠償権を放棄し、その代わりが対中ODAになった。このあたりをスットばして「中国側の感謝が少なく、外交の観点から効果があったと言えない」とする主張には、違和感がある。 高橋洋一さんの「アフリカ重視のODA戦略 かつての中国援助の轍踏むな」※ は、日本のODAの仕組みと、アフリカへの適用について丁寧にまとめている。元内閣参事官という立場もあるので、日本ODA支出について簡単に理解する上で役に立つ記事である。 しかし、かつての対中ODAの性格を、アフリカ向けODAと同一視するのは、妥当ではない。対中ODAは、戦時賠償の代替であった。その点で、アフリカその他の、資源や常連理事国の議席を買うためのODAと同一視して評するのは、誤りである。 日本は、どちらの中国に対しても負目がある。戦後、民国(国民政府)は、蒋介石総統の指示により、対日戦争犯罪裁判も穏やかな処置にとどめ、対日請求権を
2014/02/12 リンク