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1月29日(火) 何とも不思議な光景だった。川面を見ると、ある場所だけプクプクと泡が浮かんでくる... 1月29日(火) 何とも不思議な光景だった。川面を見ると、ある場所だけプクプクと泡が浮かんでくる。房総半島の真ん中あたり、千葉県睦沢町の瑞沢川。天然ガスが湧いているのだ。 少し離れた一帯では、地中から出てきたゴムホースのような「ガス管」が電線のように住宅につながれていた。ガス管は地中という常識はここでは通用しない。 案内してくれたのは関東天然瓦斯開発茂原鉱業所総務部の堀沢栄さん。 「明治24年に地元の人が飲料水の井戸を掘っていて、たばこを投げ入れてしまったら火が燃えあがった。それで見つかったそうです」 地底に広がる「南関東ガス田」は千葉県中央部から茨城県、東京都の一部まで及ぶ。可採埋蔵量は3685億立方メートル。茂原から大多喜あたりが最も採取しやすい。県内55万世帯分の都市ガスが生産されている。 大昔の動植物が堆積してメタンガスとなる。地底に閉じ込められた海水に溶け込む。この「かん水」と呼
2013/02/10 リンク