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交番に届けられた「迷い猫」が殺処分されるのはかわいそうだと、逃すよう指示した兵庫県警の警察署勤務... 交番に届けられた「迷い猫」が殺処分されるのはかわいそうだと、逃すよう指示した兵庫県警の警察署勤務の男性職員が、届けを受け付けた際に作成した書類の廃棄も指示していたとして、所属長訓戒の処分を受けたことが6日、県警への取材で分かった。 県警は「親切心から出た行動だが、公文書の廃棄は問題」と処分に踏み切った。県警によると4月8日、9歳の男児が路上で猫を見つけ交番に届けた。飼い主が分からないと動物愛護センターに送られ殺処分になるため、職員は「飼い主の元に戻る習性がある」として、猫を見つけられた路上に戻すよう交番に指示。「戻るだろう」と考えて書類の廃棄も指示したという。 翌日、猫の遺失届を出した飼い主が、逃したことを聞いて苦情を訴え、警察署は情報提供を呼び掛けるポスターも作ったが、猫は見つからなかった。
2009/10/07 リンク