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国内で消費された食料がどれだけ国産でまかなわれたかを示す食料自給率は、昨年度、カロリー基準で38%... 国内で消費された食料がどれだけ国産でまかなわれたかを示す食料自給率は、昨年度、カロリー基準で38%と前の年度から横ばいとなり、依然として低い水準となっています。 農林水産省によりますと、昨年度の食料自給率はカロリー基準で38%でした。 過去最低だった令和2年度を1ポイント上回ったものの、前の年度から横ばいとなり、低い水準にとどまっています。 前回豊作だった国産の小麦が平年並みに戻ったほか、魚介類の生産量が減少して自給率を押し下げる要因となった一方、油脂類の輸入量が減ったことが押し上げ要因となりました。 品目別の自給率を見ると、 ▽コメが99%、▽野菜が75%、▽畜産物が17%、▽小麦が16%、 ▽油脂類が3%などとなっています。 政府はカロリーを基準にした食料自給率を2030年度までに45%にする目標を掲げていますが、依然として達成のめどは立っていません。 また、生産額を基準にした食料自給
2023/08/08 リンク