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発見されている脆弱性の数が年々増えていることを皆様ご存じでしょうか。以下のグラフをご覧ください。 ... 発見されている脆弱性の数が年々増えていることを皆様ご存じでしょうか。以下のグラフをご覧ください。 このグラフは、「CVSS v2」という評価手法を使って、脆弱性の重大度合いを分類したグラフです。現在は、CVSS v2の改良版である「CVSS v3」が主流になっているため、2022年7月を境にNVDではCVSS v2の集計を中止しており、2022年の脆弱性の数が低くなっています。しかし、近年の傾向を考慮すると、非常に多くの脆弱性が発見されていると推測できます。 多くの脆弱性を正確に判断し対応することが求められている一方で、CVSSを用いた対応に課題があることもわかってきています。 本稿では、CVSSに代わる脆弱性の評価手法「SSVC」についてご紹介します。 図1.2013年から2022年までの脆弱性数の推移[1] 出所)NVD[2]のCVSS Severity Distribution Ov
2024/01/24 リンク