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<在日中国人ジャーナリストの趙海成氏は、ずっと取材を続けてきた荒川のホームレス男性が突然倒れて植... <在日中国人ジャーナリストの趙海成氏は、ずっと取材を続けてきた荒川のホームレス男性が突然倒れて植物状態になったことを知った。そこから日本のホームレスを取り巻く福祉のさまざまな現実が明らかに...> 桂さん(仮名)は荒川の河川敷で暮らしていたホームレスで、定住所がなく、そのため年金をもらえず、健康保険にも加入していなかった。 彼は突然倒れ、病院に運ばれ、そして手術を受けた(第15話「わが友人、ホームレス、テントに暮らす荒川の釣り名人。奇跡が起きることを祈っている」参照)。今は植物人間の状態で、いつまで生きられるか分からない、 そうなると、高額な入院医療費は誰が支払うのか。こういう時、福祉国家としての日本の優位性が浮き彫りになる。 日本には国民全体をカバーする健全な医療保障制度がある。一方、生活保護の申請は国民の権利でもある。 桂さんのようにホームレスが病院に緊急搬送された場合、病院側が福祉事