女性管理職を増やすには｢昇格｣が必要。ユナイテッドアローズの｢人的資本への投資｣をCHRO山崎万里子さんに聞く

女性管理職を増やすには｢昇格｣が必要。ユナイテッドアローズの｢人的資本への投資｣をCHRO山崎万里子さんに聞く

1989年に創業したユナイテッドアローズ。1990年に渋谷に1号店を開業し、2年後の1992年10月に旗艦店とな...概要を表示 1989年に創業したユナイテッドアローズ。1990年に渋谷に1号店を開業し、2年後の1992年10月に旗艦店となる原宿本店がオープンした。現在は、グローバル含め301店舗を展開。従業員数は3600人を超えている（2024年3月31日現在）。 2026年に向けたユナイテッドアローズの中期経営計画のひとつに掲げられたのが、｢人的資本への投資拡大｣。これは主要戦略のひとつである｢ブランド力の強化｣として位置づけられている。それは｢従業員の価値創造｣でもあると、CHROの山崎万里子さんは話す。20年後のユナイテッドアローズを担う人材を育てるために、新たな人事戦略をどのようにドライブしていくのか。その展望を聞いた。 山崎万里子（やまさき・まりこ）1993年、大学時代にユナイテッドアローズで学生アルバイトからスタートし、1996年に入社。販売促進部、広告宣伝部を経て、2006年、広報宣伝部部長、200