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佐賀県といえば、お世辞にも首都圏での存在感が高いとはいえない九州の一県であるが、先ごろオシャレな... 佐賀県といえば、お世辞にも首都圏での存在感が高いとはいえない九州の一県であるが、先ごろオシャレなニュースが飛び込んできた。 なんと、佐賀県とオランダ王国大使館が「クリエイティブ産業の交流に関する協定」を締結したというのだ。 同協定はクリエイティブ産業の交流を通じて、佐賀県とオランダ王国の発展と繁栄を図ろうというものだが、どうしても素朴な疑問が湧いてくる。なぜ、佐賀とオランダが……? 記念レセプションの席ではそんな私の気持ちを察するかのように、 「佐賀県という自治体とオランダ王国大使館という一国の組織が協定を結ぶのは普通ならちょっとありえないことなんですが、実はそれには400年前にさかのぼるワケがあって……」 と佐賀県の古川康知事が前置き付きで説明してくれた。 実は佐賀とオランダの交流の始まりは、「有田焼」がきっかけ。今から約400年前の1616年、佐賀県で日本初の磁器である「有田焼」が誕生
2013/11/19 リンク