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イラク・クルド自治政府のマスード・バルザニ議長(2017年9月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAFIN HAMED... イラク・クルド自治政府のマスード・バルザニ議長(2017年9月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAFIN HAMED 【10月30日 AFP】イラクのクルド自治政府のマスード・バルザニ(Massud Barzani)議長(71)は29日、非公開で行われた自治区議会で辞意を表明した。クルド自治区をめぐっては、先月イラクからの独立の是非を問う住民投票が強行されて以来、混乱が続いている。 AFPは、同自治区の中心都市アルビル(Arbil)の議会で読み上げられた書簡のコピーを入手。この中でバルザニ議長は、「来月1日以降、私は職務を執行せず、任期の延長も拒否する」と述べている。 クルド独立住民投票を実施したバルザニ議長に対しては、イラク中央政府との間に深刻な危機を引き起こしたとして、反対派から批判が強まっていた。 中央政府はこの住民投票を違憲とみなし、以後北部の係争地域でクルド人部隊が占拠して
2017/10/31 リンク