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アニメ制作会社の社長やスタッフに、自社の歴史やこれまで手がけてきた作品について語ってもらう連載「... アニメ制作会社の社長やスタッフに、自社の歴史やこれまで手がけてきた作品について語ってもらう連載「アニメスタジオクロニクル」。多くの制作会社がひしめく現在のアニメ業界で、各社がどんな意図のもとで誕生し、いかにして独自性を磨いてきたのか。会社を代表する人物に、自身の経験とともに社の歴史を振り返ってもらうことで、各社の個性や強み、特色などに迫る。第13回に登場してもらったのは、ぴえろの本間道幸氏。創業期にぴえろへ入社し、数多くのジャンプアニメを手がけてきた本間氏が見据える、アニメ業界の未来とは。 取材・文 / はるのおと 撮影 / 武田真和 新しいものを作ろうというエネルギーに満ちていた創業期ぴえろは初代社長の布川ゆうじ氏が、タツノコプロから独立して設立する。1979年。本間氏が入社する4年前のことだった。 「布川は一昨年に亡くなりましたが、創業当時の話はよく聞いていました。これは偶然ですが、布