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熊本県の八代海で夏の夜、海上に無数の光が連なって見える「不知火(しらぬい)」。不思議な自然現象の... 熊本県の八代海で夏の夜、海上に無数の光が連なって見える「不知火(しらぬい)」。不思議な自然現象の調査・研究に2018年から挑む県立宇土(うと)高校(宇土市)の科学部地学班に10月上旬、不知火に関する江戸時代の文献などの貴重な資料が広島から届いた。高校生たちの奮闘を知り、資料を送ったのは昭和時代に謎の解明に取り組んだ理学博士(故人)の孫。不知火研究がつないだ先人との縁に、生徒たちは意欲を新たにする。 不知火は旧暦8月1日(新暦で8月下旬~9月の秋分ごろ)前後の夜間、海上でいさり火などの光が横に連なってゆらめく現象。日本書紀にも記述があり、科学的には光源などが左右に反転する「側方蜃気楼(しんきろう)」とされる。実際の風景が下方に反転して見える「下位蜃気楼」は各地で見られるが、「側方」は世界的に観測例がほとんどない。
2024/12/14 リンク