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豊田武著「苗字の歴史」吉川弘文館刊を読み終えた。 この本は日本中世史を研究する著者が苗字(名字)の起... 豊田武著「苗字の歴史」吉川弘文館刊を読み終えた。 この本は日本中世史を研究する著者が苗字(名字)の起こりからその発展する歴史や色々な名字の由来を地方豪族や武士団の成長等とも絡めて論じたものである。 あまりに範囲が広いのでここでは私の個人的興味を引いた部分のさわりを書き残して置くことにした。 ①苗字の起こり 名字を苗字と書くのは苗の字に種とか血筋の意味があるためで同種同根の苗裔(びょうえい)というところから用いられるようになった。公に使われるようになったのは江戸時代で「苗字帯刀」というように使われた。 それまでは名字が基本でありその名字は字(あざな)が起源と考えられる。字は本名を呼ばれるとその身に禍がかかるタブーや、下人が主の名乗りを呼ぶのは面白くないこととされたことなどから普及し、律令制の姓氏に繋がる本名とは別に呼び名を定めた。源氏の家の次男で源次などである。 これでは同名のものが何人もい