為替こうみる：市場はあえて強い米指標を模索、ドル戻り相場に警戒＝三井住友銀　宇野氏

為替こうみる：市場はあえて強い米指標を模索、ドル戻り相場に警戒＝三井住友銀　宇野氏

前日のニューヨーク市場では、米小売売上高に対して強いという解釈を通じてドルが買われたが、総合指数...概要を表示 前日のニューヨーク市場では、米小売売上高に対して強いという解釈を通じてドルが買われたが、総合指数では前月比０．２％増と市場予想を下回る結果となっている。 強い小売指標にベットして事前にドルを買い上げてきた外為市場はそれを正当化すべく、自動車・ガソリン・建設資材を除くコア売上高にあえて着目し、楽観的な 解釈をした。 さらに前月の総合指数が前月比０．４％増から０．６％増に修正されたこともその解釈に拍車をかけた。これを受けて、ＱＥ（量的緩和）縮小９月説があらためて勢いを増し、材料出尽くしとせずに、ドルは一段高となった。