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2009年11月03日23:33 カテゴリ経済テクニカル ケインズとラムゼー* ケインズが1921年に書いた『確率論』... 2009年11月03日23:33 カテゴリ経済テクニカル ケインズとラムゼー* ケインズが1921年に書いた『確率論』は最近、行動経済学の先駆としてあらためて注目されている(*テクニカル)。 この本でケインズは、サイコロの目のような客観的確率をモデルとする古典的な確率論に対して、直観によって決まる確率関係にもとづく確率論を構築し、社会科学の基礎にしようとした。この確率関係は知覚される命題と命題の論理的関係だが、主観的ではなく客観的な概念である。確率関係によって決まる結果は客観的に検証可能だが、その基礎となる直観は検証も反証もできない。この確率関係は意思決定の基礎となるもので、その選好の大小や無差別性によって人々の行動が決まる。 ・・・と要約すると明らかなように、ここでは確率関係という無定義語が主観的でもなく客観的でもない奇妙な概念として使われている。この点を批判したのが、ラムゼーの「真理と
2009/11/05 リンク