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もう3年前ですが、激しい緊迫感の漂う二種類のCDを聴きました。 ひとつはムラヴィンスキー・レニング... もう3年前ですが、激しい緊迫感の漂う二種類のCDを聴きました。 ひとつはムラヴィンスキー・レニングラードフィルのイギリス公演(1960)。ショスタコーヴィチの第8イギリス初演の録音と同時に、モーツァルトの交響曲第33番が収録されています。ステレオで音質が鮮明に伝わってきますけれど、癪にさわるのは咳払いが多いこと。イギリスの聴衆はこんなにマナーが悪いのか?と疑ってしまいます。そんな無神経な咳払いをよそに、演奏は淡々と進められます。楽員が完全に音楽に集中している。ショスタコーヴィチの第8も名曲ですし、質的に鬼気迫る演奏がふさわしいのは当然で、そちらは期待通り、というところです。一方のモーツァルトは、演奏者にとって、集中の甘さが露呈しやすい難物です。それが、まさに一糸乱れぬアンサンブルを成立させている。しかも、演奏は決して淡白ではない。第1楽章にジュピターのフーガと同じテーマが現れる愛らしい曲の
2007/12/14 リンク