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2008年5月12日、四川省汶川県(ぶんせんけん)を震源として発生したマグニチュード8.0規模の大地震は、... 2008年5月12日、四川省汶川県(ぶんせんけん)を震源として発生したマグニチュード8.0規模の大地震は、四川省を主体として死者6万9130人、負傷者36万7854人、行方不明者1万7824人を出す大惨事となった。この地震はその震源地の地名に因(ちな)んで“汶川大地震”と命名されたが、日本ではこの地震を「四川大地震」と呼ぶ。 どの程度、被災者の手に届いたのか分からない 地震の発生後、中国政府は被災者に対する救援活動を展開したが、これに呼応する形で、被災地区に対する義捐活動も活発に行われた。2009年8月14日付の全国紙“中国青年報”が報じたところでは、清華大学公共管理学院のあるグループが半年間を費やして調査した結果では、四川大地震に対する全国各地からの義捐総額は767.12億元(当時のレートで約1兆1500億円)であり、その内訳は義捐金が653億元(同約9800億円)、義捐品が金額に換算し
2010/03/06 リンク