先月「オランダで家探し」と言いながら家が見つからずに終わってしまった私。その私が今住んでいるところ、それはなんと京都の実家。 実はワケあって急遽帰国してしまったのだ。 帰国といえばお土産。 そのお土産選びがなかなかのものだった。 （text by 松岡郁） オランダのお土産といえば、チューリップなんかの花の球根や種、チーズ、チョコレート、ゴッホグッズなんかが定番だ。 でも、定番のモノを買っても面白くない。 オランダっぽくはないけれど、でもこりゃオランダのモノに限るぞ、というようなお土産を探すことにした。

アムステルダムからロッテルダムに引っ越さなくてはいけなくなった。 引っ越すと言っても、引っ越す先がなくては引っ越せない。当たり前だけど。 と言う訳で、家探しをすることにした。 （text by 松岡 郁） 今の家 自分で言うのもなんなんだが、今、住んでいる家はものすごく立地がいい。 アムステルダム中央駅からトラム（路面電車）で10分ほどのところ。しかも駅の目の前。道を挟んだ向こうにはフォンデル公園という大きな公園があり、有名なゴッホ美術館までも歩いて10分。どこに行くにもとても便利なところだ。 が、アパートの1階がカフェなので、オープン時は客の声が部屋までハッキリ聞こえてくる。しかも大通りに面しているので明け方まで酔っ払いの声が響くこともしばしば。トラムのガタンゴトンもプラスされてとにかく1日中うるさい。 それに困るのが天井の高さ。天井が高すぎて、電球が切れてもかえられない。イスを使っても

オランダは花の国らしい。 ガイドブックやらいろいろなサイトを見ていると「花の国オランダ」という言葉をよく目にする。調べてみるとオランダはチューリップをはじめとする花の輸出量世界一だとか。 そうだ、市場。花の国オランダなら当然、花の市場もあるはずだ。 （text by 松岡 郁） 調べてみると家からトラムで10分弱というところにあった。近い。しかもかなり観光名所としても有名なところだとか。 というわけでシンゲルの花市に行ってみた。 前回に引き続いてまたまた市場。 同じ市場でも全然違う雰囲気と異なる商品ラインナップの数々を紙芝居形式でどうぞ。

市場が好きだ。 スーパーマーケットやデパートとは全く違う。 面白い人が珍しいモノを売っていたり、意外な掘り出しモノが発見できたり。それになんと言ってもあの雰囲気。市場にはなんというか、すごい勢いがある。ただ歩いているだけで何だかテンションが上がってきちゃったりする。ああ、市場最高。 でもまだオランダの市場には行ったことがない。 という事で、1日中写真撮りまくりで歩いてきた。 （text by 松岡 郁） アルバートカイプ通りの市場へ 市場に到着！ ・・・と思ったらやってない。というか、ない。 もしかして場所を間違えちゃったんだろうか？ 通りの名前を確認してみる。 やっぱりココだ。 だがどっからどう見てもただの道。市場のかけらもない。 ああ、なんでないんだろう。というか、どうしよう。 不安になりながらそこらへんをしばらくウロウロ。 すると、ぞくぞくと人が集まってきた。小さな車（？）も集まって

デイリーポータルにアムステルダム在住ライターのレポートが新登場です。 月に１回、知られざるアムステルダムの様子を伝えてもらいます。熊くんのサンノゼとあわせてグローバルだけど妙に郊外感あふれるチョイス。今回はオランダの自転車事情。どっちが前かわからない自転車が続々と登場します。 それでは松岡さんどうぞ！ あ、その前に松岡さんが送ってくれたオランダの基礎知識も要チェック。→初めて知ったオランダ では、どうぞ。 （text by 松岡郁）