インテルＭＦハビエル・サネッティは、１８日のアタランタ戦で勝利を逃したことに落胆しつつも、前向きになることを呼びかけた。また、キャプテンの同選手は、ＤＦ長友佑都らがインテルの「未来」だと話している。 チャンピオンズリーグ敗退が決まり、欧州カップ戦出場権獲得を目標とするインテルだが、ホームでゴールを奪えずにドローに終わり、勝ち点１を得るだけにとどまった。それでも、サネッティはクラブの公式ウェブサイトで、次のように強調している。 「今日の僕らはまずまずの試合をした。アタランタに多くを許さなかったね。でも残念ながら、ゴールを決めることもできなかった。実質的に一方的な試合だったんだけど。（マウロ・）サラテのゴールにつながらず、僕のプレーも役に立たなかったのは残念だ」 「でも、立ち直りは見せた。良い結果ではなかったけど、今は前を向く力を持たなければならない。そして、ユヴェントス戦に向けてしっかり準備

「パッツィーニとサラーテ。ラニエリのケアはヨーロッパでも機能する。」 2011年9月28日 モスクワ - マウロ・サラテのゴールが決まった後、落ち着いたままでいるのは不可能だった。インテルの勝ち越しゴールが決まるまでは、「ゴミはゴミ箱に入れろ！」というチャントが歌われていた。幸いなことに、それはリサイクル可能なゴミだったようだ。2ゴールをリードしながら、ザゴエフとワグネル・ラブのゴールで同点に追いつかれた。その瞬間、勝ち点3を失う可能性からくる怒りや、グループリーグ最下位を脱出できない恐怖、抑圧されたムードがインテルを襲った。しかし、同点ゴールからわずか60秒後。カンビアッソは前線にボールを送り、サラーテをこの試合のヒーローに仕立て上げた。 偉大なゴール - エピソードをまとめよう。そのアルゼンチン人がアッピアーノ・ジェンティーレに到着してからしばらく経つが、その能力はまだチームメイトたち

インテルＤＦ長友佑都は９日、セリエＡ第２７節のキエーヴォ戦で先発フル出場し、２－０と公式戦１０試合ぶりの勝利に貢献した。同選手は試合後、勝ち点３を取り戻したことへの喜びを表すとともに、守備への意識を高めようとしていると明かしている。 クラウディオ・ラニエリ監督の解任説が絶えない中、ようやく白星を取り戻したインテル。マルセイユとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント１回戦セカンドレグも控えているだけに、チームも喜びに包まれているだろう。長友も「苦しい思いをしてきたので、今日の勝ちは素直に喜びたい」と安堵したようだ。 前節カターニア戦では２失点に絡む形となっただけに、「監督から、マイコンがすごく上がっていたので、自重してくれと言われていた」と、守備を意識するように指示が出ていたという。連敗中は先制を許して苦しい戦いが続いただけに、本人も「今日は守備で貢献しよう」「失点だけはまずい」と、ディフェ

インテルＭＦエステバン・カンビアッソは、４日のカターニア戦で後半途中に交代し、ベンチに下がってから涙を見せている。だが、同選手は６日、自らの公式ウェブサイトで、さらに強くなると意気込みをあらわにした。 前半に２点のビハインドを背負い、リーグ戦５連敗の危機に直面したクラウディオ・ラニエリ監督は、カンビアッソやＭＦアンジェロ・パロンボに代え、若いＭＦアンドレア・ポーリやＭＦジョエル・オビを投入した。すると、サン・シーロのスタンドからは、ベンチに下がるカンビアッソに対してブーイングが浴びせられた。 大黒柱としてチームを支え、３冠の立役者の一人でもあるカンビアッソは、ブーイングに心を痛めたのか、目を潤ませた。だが、試合から２日が経ち、同選手は次のように話している。 「（試合が終わってから）多くの愛情を示してもらい、本当に感動した。支えられていると感じさせてくれた全員に感謝したい。先日のサン・シーロ

１８日のリーガエスパニョーラ第２４節、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのラシン戦に４－０と圧勝した。ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後会見で、チームのパフォーマンスが低調であったことを認めた上で、この勝利の重要性を説いている。 大量得点で試合を終えたマドリーだったが、そのパフォーマンスは決して冴えわたったものではなかった。会見でそのことを問われたモウリーニョ監督は、勝ち点３を加えたことが重要であったとの見解を示した。 「この試合で好んだのは手にした結果だ。チームのパフォーマンスに輝きはなく、そこまでの努力も必要としなかった。しかし、我々は良い勝利を収めた。シーズンのこの時期は、苦しまず、多くの努力を必要とせずに勝利することが最もポジティブだ」 また、２カ月ぶりに戦列に復帰してチームの３ゴール目も記録したＦＷアンヘル・ディ・マリア、同様に負傷明けのＭＦサミ・ケディラを称賛した。

１７日のボローニャ戦で０－３と敗れ、緊迫感が漂うインテルだが、この一戦でチームに勝利をうながしていた９歳の少年が話題となっている。クラブは１８日、この少年をアッピアーノ・ジェンティーレの練習場に招待したことを明らかにした。 イタリアのメディアから注目を集めたのは、小学校に通う９歳のフィリッポ君。ボローニャ戦をサン・シーロのスタンドで見守ったフィリッポ君は、「勝てる？　じゃないと、学校でバカにされちゃうんだ！　ありがとう、フィリッポ」と書かれたボードを掲げた。 『テレロンバルディア』や『スカイ』など、イタリアのメディアは、フィリッポ君を探し出そうと視聴者に呼びかけ。そして１８日、インテルはクラブの公式ウェブサイトで、フィリッポ君とその家族を練習場へ招待し、１９日に少年一家と対面することを明らかにした。フィリッポ君は次のように話している。 「僕はチームを変えないよ。インテルのサポーターのままだ

バルセロナのペップ・グアルディオラ監督は、１４日に行われたレヴァークーゼンとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント１回戦ファーストレグで、青と黒のマフラーを首に巻いていた。インテルカラーだったことが注目されたが、グアルディオラ監督は特別な意味がないと明確にしている。 インテルのマッシモ・モラッティ会長は、以前からグアルディオラ監督への関心を伝えられている。そのため、同監督がバルセロナを離れると決めた場合、インテルが招へいに動くのではないかと言われているところだ。 単年契約を信条とするグアルディオラ監督は、まだ契約延長に至っておらず、来季もバルセロナで指揮を執り続けるかは未定となっている。 インテルは現在、再び不振に陥り、クラウディオ・ラニエリ監督の立場が危ぶまれている。そんな中でグアルディオラ監督がインテルカラーのマフラーを着用したことは、一部のメディアからの注目を集めた。 また、元イタリ