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ニコニコネット超会議で、声援が出演者に直接届く生放送。ヤマハ技術協力
2020年4月14日 13:26
ドワンゴとヤマハは、開催中の「ニコニコネット超会議2020」のプログラムとして、4月19日13時から生放送される「超リモート歌ってみた~おうちで開催 テレビ電話でカラオケ大会~」で協力。ヤマハの遠隔応援システム「Remote Cheerer powered by SoundUD」を活用し、視聴者の声援を音で出演者に届けるという共同実験を行なう。
今回の実験は、ニコニコネット超会議2020内で行なわれる生放送番組の出演者に届くよう、自宅からでも画面の向こうの会場に声援などを直接音で届けられる、ユーザー参加型の共同実験。
番組は、DAMの家庭用カラオケアプリを用いて、採点機能や視聴者アンケートを用いた勝ち抜き歌合戦を実施するという内容。歌っている本人はニコニコ生放送のコメントを読むことができないため、スピーカーを設置し、視聴者の応援の声を届ける。
生放送中に、Remote Cheerer powered by SoundUDの対応アプリ「おもてなしガイド」を用いることで、視聴者の声や拍手、サウンドエフェクトなどを、会場に設置されたスピーカーを通じて音で届ける。スピーカーは会場各所に設置され、どのスピーカーから音を出すかもアプリから選択できるため、観客席にいるような感覚で、生放送出演者に白熱の声援を届けられるという。
「おもてなしガイド」アプリは、App StoreとGoogle Playで無償提供。スマホにインストール後、対象プログラムの放送中にアプリを起動、「ニコニコネット超会議」のアイコンをタップして参加する。表示する操作方法に従い、声援や拍手などを現場に送信できる。
【対象プログラム】
「超リモート歌ってみた~おうちで開催 テレビ電話でカラオケ大会~
放送日時:4月19日(日)13時~
番組URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv325251964
両社は今回の共同実験によって、視聴者の声を少しでも多く現場に届け、視聴者と出演者が一体となって楽しめる、臨場感に溢れたインタラクティブな視聴体験の提供を目指すという。
遠隔応援システム「Remote Cheerer powered by SoundUD」は、ストリーミング配信やパブリックビューイングなどにおいて、遠隔地や自宅で鑑賞する人の声援を会場に直接音で届けられないという課題を解決するために開発が進められているもの。
「おもてなしガイド」などの対応アプリを使用して、声援を会場に届けられるほか、放送と連動して視聴者限定コンテンツやサービスをスマートフォンに提供したり、ユーザーから送られてきた音声に連動して会場のサイネージの表示コンテンツを切り替えるなど、「SoundUD」の技術を活用して、遠隔地と会場をつなぐインタラクティブな演出が容易に行なえるという。
「ニコニコネット超会議2020」は、毎年4月に開催していた「ニコニコ超会議2020」の日程に新たに6日間を加え、4月12日~4月19日の計8日間にわたり開催するネットイベント。期間中は、niconico公式サイトのトップページが“ネット超会議会場”となり、「日本に存在する様々なエンターテインメントを集合させ、日本最大のインターネットの祭典を目指す」としている。