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アップルは、オーディオ/ビデオプレーヤーソフト「iTunes」の最新バージョンiTunes 8を公開した。Windows版とMacintosh版が用意され、対応OSはWindows XP/VistaとMac OS X v.10.3.9以降とv.10.4.10以降。
iTunes 8の最大の機能追加は、自動プレイリスト機能「Genius」の搭載。これは、曲を選んでiTunes上のGenuisボタンを押すと、iTunesライブラリの中からユーザーの相性のいい曲を自動的に判別し、プレイリストを作成する機能。プレイリストの保存も可能となっている。 また、iTunes上で、おすすめの楽曲や、関連アルバムなどを表示する「Geniusサイドバー」も追加された。なお、新iPod nano/classic/touchとiPhoneでは、本体側でGeniusプレイリストの作成に対応している。 Geniusのプレイリスト作成のために、Appleはユーザーのミュージックライブラリ情報を匿名で収集。何百万ものユーザーの情報と組み合わせで、独自に開発されたアルゴリズムを用いて処理し、ユーザーのライブラリに合うようにカスタマイズされた処理結果をiTunesに返信/表示しているという。一度処理が行なわれれば、ネットに接続していない場合でもGenius機能が利用できる。 なお、ユーザーのライブラリ情報の収集は、ネットに接続していれば1週間ごとに行なわれる。iTunes Storeで楽曲を購入した後や、CDリッピングなどでライブラリが更新された後にも自動でデータが収集され、Geniusでのプレイリスト作成も「時間が経つほど賢くなる」という。 また、ユーザーインターフェイスも改良。ミュージックやビデオライブラリのアートワーク表示を強化し、各メディアの検索性を向上している。新デザインのビジュアライザーも追加している。 □アップルのホームページ ( 2008年9月10日 ) [AV Watch編集部/[email protected]]
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