オープンワールド北欧サバイバル『Vikings Dynasty』Steam向けに発表。バイキング気分で船を作って大海原を冒険、資源を集めて過酷な冬を乗り越える

Toplitz Productionsは12月13日、『Vikings Dynasty』をSteam向けに発表した。日本語表示に対応予定。中世北欧のバイキングがモチーフとなった、サバイバルクラフトゲームだ。

パブリッシャーのToplitz Productionsは12月13日、『Vikings Dynasty』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年に配信予定。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。

『Vikings Dynasty』はオープンワールド・サバイバルクラフトゲームだ。中世北欧のバイキングがモチーフとなっている。本作の主人公はある日海で嵐に巻き込まれ遭難し、無人島に漂着してしまう。プレイヤーは過酷な環境の土地を生き抜きつつ、村を建設。やがて指導者たる「ヤール(Jarl)」となり、人々を率いていくことになる。

ゲームプレイでは狩りや収集などで素材を集め、クラフトをおこなっていく。クラフトではバイキングらしく、船を製作することが可能。船は釣り用や輸送用などさまざまな種類が用意され、カスタマイズすることができるという。プレイヤーは船を操って、海を探索していくことになるそうだ。

海の向こうには島々やフィヨルドなどが存在し、水中洞窟など秘密の場所も存在しているとのこと。探検では希少なリソースを探したり、ほかの村の住民を勧誘したりすることになるという。また本作では天候や季節は変化するとのこと。冒険中には嵐に巻き込まれたり、海が凍結したりといった事態も起きるのかもしれない。

そうして集めた村人には仕事を割り振り、畑仕事や狩りといった作業をさせることが可能。集めた資源でさまざまな施設を建てつつ、自分の村を発展させていくことになるようだ。またプレイヤーは家庭をもって後継者を育てることもできるという。世代交代にまつわるシステムが用意されるのかもしれない。

また本作には、北欧神話にまつわる伝承が多く登場するという。アイテムにルーンを施すことで、装備の性能を強化できるそうだ。また神々に捧げものをすることで、自分や村人たちに祝福を受けることもできるという。本作ではリアルなバイキングの生活が体験できると謳われており、神々を敬いつつ自然と闘い、自分の村の発展を目指す作品となるようである。

本作を手がけるDigital Daredevilsはポーランドに拠点を置くゲームスタジオだ。身軽に動ける小さなスタジオとして、ゲーム業界経験者らが集まって設立したという。現代のゲーマーのニーズを満たすため、情熱をもってゲーム開発に取り組んでいるとのこと。本作『Vikings Dynasty』が同スタジオのデビュー作になるという。

ちなみに本作販売元のToplitz Productionsは『Medieval Dynasty』や『Sengoku Dynasty』など、さまざまな舞台設定をテーマとするサバイバルクラフトゲームを展開している。タイトルや説明から推察するに、本作『Vikings Dynasty』もそれら作品の流れを汲むゲームになる様子。『Dynasty』シリーズの基本的要素を取り入れつつ、海への冒険や北欧神話などバイキングモチーフらしい本作独自の要素を盛り込んだ作品となるのだろう。

『Vikings Dynasty』はPC(Steam)向けに、2025年に配信予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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