デッキ構築ローグライク『Slay the Spire 2』ゲームプレイ映像お披露目。新ゲームエンジン導入で鎧や動物、骨が“結構動く”
Mega Critは12月13日に開催されたThe Game Awardsにて、『Slay the Spire 2』のゲームプレイ映像を公開した。本作はPC(Steam)向けに2025年に早期アクセス配信開始予定。
『Slay the Spire 2』は、デッキ構築ローグライクカードゲーム『Slay the Spire』の続編だ。『Slay the Spire』は2017年にSteamにて早期アクセス配信開始、2019年に正式リリースされた作品。のちにPS4/Xbox One/Nintendo SwitchおよびiOS向けにも展開されている。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で14万件以上が寄せられ、うち97%とする「圧倒的に好評」ステータスを記録。高い人気と評価を獲得し、多くの後発作品にも影響を与えたゲームだ。
本作にてプレイヤーはアイアンクラッドやサイレントなどからクラスを選択し、舞台となる不思議な塔の攻略を目指す。クラスごとに性能や入手できるカードが大きく異なり、とれる戦法が大幅に変化。塔内の分岐した道筋を選び取りながら進み、戦闘や商人、イベントを経てカードを入手・強化し、思い思いのデッキを構築していくのだ。挑戦ごとに状況が大きく変わるランダム性の強い仕組みや、マップの自動生成といったシステムを備えている点も特徴となっている。
今回公開されたゲームプレイ映像では、前作に登場したアイアンクラッドやサイレントが新たな装いで登場したほか、本作発表時に登場した大鎌を持つ骸骨のような新クラス「The Necrobinder」のゲームプレイが公開された。The Necrobinderは、自身の前衛に巨大な骨の手を召喚。骨の手はThe Necrobinderの攻撃に合わせて追加で攻撃、The Necrobinderをかばってダメージを受けるなど、プレイヤーの味方としてさまざまな支援が期待できそうだ。
ゲームプレイ映像にて初めて登場するクラスも登場。映像上では名前はまだ不明になっており、こちらは続報に期待したいところだろう。加えて、カードやレリック、ポーションなども映像内で紹介されている。前作からおなじみのカード、レリックに加えて、アイアンクラッドやサイレンスの周囲に刃が登場するなど新たな効果を持つものも登場。新クラスだけでなく、今までのクラスのキャラクターも新たなゲームプレイで楽しめるかたちだ。
また、本作に使用されているゲームエンジンは、前作に使用されていたUnityではなく、Godotが採用。映像ではGodotを使った動きのあるゲームプレイが公開。鎧や動物、虫型の敵の攻撃時のモーションや、新たなエフェクトなど、前作以上に戦闘に動きが加わっている。カードだけでなく、戦闘そのものも、動きが大きく加わり、前作と違ったかたちで楽しめるようだ。
『Slay the Spire 2』はPC(Steam)向けに2025年早期アクセス配信開始予定だ。