「Clubhouse」ではなく『Crabhouse』iOS向けに無料配信。カニたちが集まる、癒やし空間

GAIBAKOは2月7日、『Crabhous‪e‬(クラブハウス -カニのおうち-)』を公開した。対応プラットフォームはiOS。無料でカニになれるようだ。

株式会社GAIBAKOは2月7日、『Crabhous‪e‬(クラブハウス -カニのおうち-)』を公開した。対応プラットフォームはiOS。無料配信されており、無料でカニになれるようだ。


『Crabhous‪e‬』は、トライバルデザイナー兼細密画家のGAI氏が開発した、カニが集まる不思議な家のゲームだ。ゲームを起動すると、ドットで描かれたカニのおうちの中が表示される。家具がまばらに設置された部屋には、複数のカニが生息している。誰かほかのプレイヤーが別のスマートフォンでゲームを遊び、新たにカニのおうちを訪れると、カニの数が増加。赤いスタンダードなカニ以外に、緑のカニ、ピンクのカニ、消えそうなカニなど、数種類のカニが存在しているようだ。


カニたちは落ち着いた曲調のBGMを背景に、「ぼくはいいカニだよ」(だから食べないで)と訴えたり、「ちゅうかがいのレストランに並ぶこと」が夢だとカニらしい目標を語ったり、カニ食べ放題は酷いと嘆いたり、39種類のカニに関する雑学や衝撃の事実を語ってくれる。雑談の内容を踏まえると、食べられたいカニと、食べられたくないカニを含め、さまざまなカニがクラブハウスを訪れているようだ。また、サイズや色の異なるドットのカニたちは可愛らしく描かれており、BGMとあわさって癒やしの空間が形成されている。

本家「Clubhouse」と異なり、人間同士の音声による会話や何らかのコミュニケーション手段は用意されていない。本作は「Clubhouse」ではなく『Crabhouse』。カニのおうちに集まってきたカニたちを眺めつつ、カニの繰り広げる他愛ない話を聞き、ゆったりとした時間が過ごせるようになっている。そのほか、画面のタップによって反応する場所も何箇所かあり、昼夜の切り替え機能も搭載されている。なおGAI氏のツイートによると、本作は「Clubhouse」の使い方がわからないという理由で、3日で作成されたものだという。


『Crabhous‪e‬』は、本家同様iOS向けに配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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