こんにちは、さち です。
先日、Firefox 11 が正式リリースされましたね。
「11」では新たに SPDY に対応していて
これを使用するとページの読み込みを高速化できるのですが
デフォルトでは「オフ」になっています。
せっかく実装されたのなら使ってみない手はない!
ということで今回は、
SPDY をオンにする方法について書こうと思います。
SPDYって何?
SPDY はページを高速に読み込むための仕組みで
「スピーディー」と読みます。
HTTP に代表されるプロトコルの仲間です。
Firefox にも「11」から実装されました。
「プロトコル?何だか難しそうだなぁ」と思うかもしれませんが
読み込みが速くなるということを理解していれば大丈夫。
ただ、読み込みが速くなるのは
SPDY に対応しているページのみで
すべてのサイトで読み込みが速くなるわけではありません。
実際に試してみた
SPDY に対応しているサイトの一つに Gmail があります。
オン/オフ でどのくらい読み込み時間[秒]に差が出るでしょうか。
実際に10回ずつ計測し平均を出してみました。
SPDY をオンにした方が約0.7秒速いという結果に。
約5%の高速化ですね。
Firefox 11 で SPDY を使うには
SPDY は Firefox 11 から実装された新機能です。
現在使用中の Firefox のバージョンを確認し
「11」でない場合はアップデートをしましょう。
Firefox 11 で下記の手順をしましょう。
- アドレス欄(ロケーションバー)に
「about:config」と入力し「Enter」キーを押します。
- 「細心の注意を払って使用する」をクリック。
- 「検索」に「network.http.spdy.enabled」と入力します。
下に表示された項目をダブルクリックしましょう。
- 値が「true」になりました。
- about:config のタブを閉じます。
これで SPDY がオンになり対応サイトで有効になります。
見た目には何の変化もないので実感が湧きませんが
SPDY indicator というアドオンを導入すると
SPDY での通信時には、アドレス欄(ロケーションバー)の右端に
緑色のイナズマが表示されるようになります。
SPDY での通信自体にはアドオンは不要なので
必要な人のみ導入してみて下さい。
この記事を作成するにあたり下記サイトを参考にさせて頂きました。
ありがとうございました。
→ Firefox 11開発版、Googleの高速プロトコル「SPDY」に対応 - マイナビニュース
→ Twitter、Google提案のSPDYプロトコルを導入 - マイナビニュース
→ Firefox 11 の主な新機能を紹介します - modest
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