こんにちは、さち です。
先日、GIGAZINEのこちらの記事を見ました。
USBコネクタの形状を上下対称にしないことで
接続時に向きを間違えないようにするという内容だったのですが
実はこのようなことをしなくても
接続方向を間違えずにUSBを挿せる方法もあります。
ちょっとした知識なのですが
知っているか知らないかでは大違い!
覚えておいて損はないと思います。
Wikipedia にも書いてある
今回紹介するのは Wikipedia にも書いてある内容です。
端子形状・方向
USB A端子はその端子を正面から見るといずれの側からも単なる長方形となっており、接続するための裏表を間違う事がある。実際にはオス側(穴のある側)表面にかかれているUSBのマークにより判断が可能だが、それを利用者が意識せず逆差ししてしまう事態もありうる。
Wikipedia より引用
さらっと書かれていますが
これは無視できないポイントだと思います!
「オス」というのは挿し込む側のコネクタのことですね。
つまり、普段私達が手にしているのはほとんどが「オス」です。
何でオスというのかはご想像におまかせします。
検証してみる
Wikipedia によると
「オス側(穴のある側)表面にかかれているUSBのマークにより判断が可能」
とのことでしたが、文章だけではイマイチよく分からないですよね。
そういう時は実際の USB を見てみるのが一番。
こちらは iPhone に付属してきた USB ケーブル。
「USBのマーク」がありますよね。
このUSBのマーク、裏表両側にありそうにも思えますが
実はオモテ側にしか書かれていません。
「USBのマーク」を上にすると
挿し込む部分は「穴のある側」が上に来ましたよね。
この関係を覚えれば接続時に向きを間違えることはありません。
1本を確認しただけではあまり信ぴょう性がないので
他のUSBケーブルも確認してみましょう。
こちらはプリンタに付属していたUSBケーブル。
やはりUSBマークを上にすると差し込み部分も上が空いています。
さらにもう一例。
こちらはメモリカードリーダに付属していたUSBケーブル。
USBマークを上にすると差し込み部分も上が空いていますね。
USBケーブルを接続するときは
「USBマーク」を上にしたら差し込み部分は上が空く
ということで間違いなさそうです。
USBマークの法則は覚えることはできても
空いているのか詰まっているのか分からなくなる
という人もいるはず。
そういう場合は、このように覚えましょう。
Uという文字は上が空いているのです。
ちなみに、メス側のコネクタは
オス側のUSBマークを上にすれば
挿し込めるように配置されていることがほとんどです。
これで万全!…というわけでもなかった
USBマークの法則を知っていれば接続方向も間違えないですね。
では、さっそくUSBメモリを挿し込んでみま…
え?USBマーク無いじゃん?!
そうなのです。
ケーブルはほぼ100%USBマークが付いているのですが
USBメモリはデザインの関係か付いていないことがあります。
一応、大体の製品は
オモテっぽい方を上にすれば接続部も上側が空くのですが
どちらがオモテと思うかは個人の感覚差が…。
そこでもう一つだけ覚えておきましょう。
今度はコネクタ部分に注目してみます。
ウラ側には金属のつなぎ目があるのです。
USBマークがあるオモテ側にはありません。
つまり、金属の表面がツルツルな方がオモテで
ケーブルではUSBマークがあった方の面ですね。
この構造はどのUSB機器でも共通しています。
オモテの金属部分をじっと見ていると
穴が目と口のようになっていて「顔」にも見えますよね。
顔が見えるほうがオモテと覚えてもよさそうです。
最初から後者を覚えればよかったのではないかという
回り道感は否めませんね…。
少しゴタゴタしてしまったので最後にまとめておきましょう。
1. USBマークがある方がオモテ
2. 金属部分につなぎ目がない方(顔に見える方)がオモテ
3. オモテを上にすると接続部は上が空く
4. オモテを上にして挿し込めば合っていることがほとんど
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