日本最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン2025」が1月10~12日の3日間、幕張メッセ(千葉県)で開催されました。イベントの様子と注目車種をご紹介します。
客層は家族連れと訪日観光客が増えた
数えきれないほどの車両が展示されている会場内。スポーツカーが中心と思いきや、ミニバンやSUVの姿を数多く、そのためか子連れの家族の姿が増えたように思います。また、訪日観光客(特にアジア圏)の来場者の姿が増え、イベントの国際化が進んでいるように感じました。
また、e-SPORTSに関する展示が増えたのも今年の特色。会場ではグランツーリスモ7の大会が開催されました(あとストリートファイター6も)。
この流れは自動車メーカーにも波及。マツダはe-SPORTSで優秀な成績を収めたドライバーをスーパー耐久シリーズへ送り込む「マツダスピリットレーシング」を実施しています。会場ではレーシングシミュレーターを使ってのデモンストレーションをしていました。
プロドライバー育成スクール「ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿」を有するHondaは、過去Formulaクラス(教習車)で使っていた車両をリノベーションした「SIM-01」を展示していました。
スポーツカーのカスタマイズの主流は、TOYOTAの「GRヤリス後期型」とHondaの「シビック TYPE R」。そのほか、今夏で生産完了する日産「GT-R」の姿を見かけました。また、思ったより少ない印象を受けたのが日産「フェアレディZ」でした。
それでは各自動車メーカーのブースから注目車種を見ていきましょう。