2022年の夏(7月29日)に6万280円で発売されたキングジム「ポメラ DM250」が、年が明けからいくつかの販売店で4万円を切った30%以上のディスカウント価格で販売されているのを見かけた。そこまで安くはなかったが、ヨドバシカメラの店頭で4万5630円で衝動買いした。ポイント付加が4563円なので実質的には4万1067円、ポイントを数千円近く持っていたので大きな気持ちになって衝動買いした。しかし、最近はまたなぜか5万1780円まで価格が上がっている。どうもこの手の価格変動にはついていけない。
3世代を通じて外形サイズがほぼ同じため
最新モデルも初代モデルのケースを利用可能
家に持ち帰ってDM250をパッケージから取り出して見てみた第一印象は、「99%はDM200と同じ」印象。しばらく使ってみて筆者が気づいたのは、電源ボタンの位置が大きく左に寄ったことくらいだった。見掛けはほとんど変わっていないほど、実は大きな変化や改善があると考えるのがポメラニアンの思考だが、あいにく親指シフトにも搭載辞書にもあまり関心のない筆者には猫に小判状態だ。
実際に手に持った感じはDM250が一番重く感じたので、早速キッチンばかりで重さを測ってみた。実測値はDM100が436gと圧倒的に軽い。そして先代DM200が576g。今回のDM250が615gと最重量級だった。筆者のサブモバイルPCである富士通LIFEBOOKムサシの実測が626gしかないので、その差はなんとたったの11g。版サイズが大きな分、手に持った感覚はムサシの方が圧倒的に軽く感じる。
筆者はポメラニアンほどディープな使い方をするわけではなく、文字入力に独自の哲学を持っている訳でもない。単にミーハーで、昔からこのサイズのシンプルなテキスト入力装置が好きなだけだ。
今までDM100、DM200を経由して第3(2.5)世代にあたるDM250にたどり着いた。そんな筆者から見ると、3世代を通じてもっとも素晴らしいのはその外形サイズがほとんど変化していなことだ。おかげさまで初代のDM100の時に手に入れて、長く気に入っているバンナイズのポメラケースを今も愛用できている。
今回のDM250は、ネット上の先人ポメラニアン達の評価を見ても、期待通りで素晴らしいという感想が大半だ。そして筆者もそのことに関して、異を唱える気はまったくない。ただ時にはお世話になることのあるアウトライン入力以外は、やはり筆者には豚に真珠状態なのだ。
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