2019年中に中小ゲーム企業200社のサポートを目指す
中国ゲーム企業との協業を支援、アリババクラウドが国内ゲーム企業向けのサポートプログラム開始
2019年07月23日 18時30分更新
Alibaba Cloudの日本法人アリババクラウド・ジャパンサービスは2019年7月23日、中小規模のゲーム企業を対象とした日本独自のサポートプログラム「Japan SME Gaming Support」を発表した。2019年中に国内ゲーム業界で200社へのサポート提供を目指すとする。
「Japan SME Gaming Support」では、ゲーム企業が新しいゲームを開発する際に、ビジネスプラン、コンテンツ開発、流通、中国のゲーム会社との連携による共同開発などをサポートする。さらに、インフラ整備やデータインテリジェンスのサポートが必要な企業に対してはAlibaba Cloudのプラットフォームを提供。中小規模企業のゲーム開発者向けには包括的なゲームツールを提供する。
アリババクラウド・ジャパンサービス カントリーマネージャーのユニーク・ソン氏は、「すでに国内ゲーム業界で50社以上がJapan SME Gaming Supportプログラムに参加している。ゲームエンジン開発、音響効果設計、能力開発のようなサービスも近いうちに同プログラムに盛り込んでいく予定だ」とした。
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