4コア/8スレッドのCore i5-8250Uに8GBメモリー搭載。ストレージもSSDでノンストレス
予算10万円で今買うならコレ! とオススメしたい高コスパ15.6型ノートPC
2018年03月13日 17時00分更新
ユニットコムが販売する「STYLE-15FH038-i5-UHES」(関連記事)は、9万1778円で購入できるリーズナブルな価格ながら、第8世代のCore i5-8250U(1.6GHz)を搭載する15.6型ノートパソコン。メモリーも4GBではなく8GBで、ストレージは240GB SSDを採用。メインマシンとして十分活躍してくれそうなスペックだ。
では実際に性能はどれくらいなのか、今回はベンチマークを計測してみた。
10万円以下のノートパソコンとしては十分高性能
パソコンの総合的な性能を計測するPCMark 10は、3650という結果になった。詳細をみると、基本性能を示す「Essentials」が7799、ビジネスアプリの性能を示す「Productivity」が5962、写真や映像編集などのクリエイティブ性能を示す「Digital Content Creation」が2838だった。Digital Content Creationこそ少し数値が低いものの、EssentialsとProductivityは5000オーバー。ウェブブラウジングや動画閲覧、Officeソフトを使った作業などであれば快適にこなせるはずだ。
CPU性能を測るベンチマークソフト「CINEBENCH R15」では、「CPU」のスコアが523cb、「CPU(Single Core)」が147cbという結果になった。Core i5-8250Uは前世代と比べて4コア/8スレッドにパワーアップしているため、その分とくにCPUで高いスコアが出ている。
STYLE-15FH038-i5-UHESのGPUは、CPU内蔵のインテル UHD グラフィックス 620を採用している。3DMarkで性能を計測したところ、「Fire Strike」が1125、「Sky Diver」が4759だった。別途GPUを搭載しているマシンと比べるとスコアは低く、負荷が高い3Dゲームを快適にとはいかないが、軽めのMMORPGやブラウザーゲームは遊べそうだ。
ゲーム系は、「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮の解放者 ベンチマーク」を計測。標準品質(ノートPC)、1920×1080ドット、フルスクリーンという設定で2590(やや快適)という結果に。また、解像度を1280×768ドットに落としたところ、4217(快適)になった。設定次第では遊べなくもなさそうだ。
STYLE-15FH038-i5-UHESは、240GB SSDを搭載している。CrystalDiskMarkを計測したところ、シーケンシャルリードで538.2MB/秒だった。これだけの速度があれば、起動やファイルの読み書きでストレスを感じなくて済む。
がっつり使える高コスパなノートパソコンを探している人にピッタリ
STYLE-15FH038-i5-UHESのベンチマーク結果は、スタンダードなノートパソコンの中では総合的に高めといえるスコアになった。10万円以下でもメインマシンとしてバリバリ使うマシンがほしいという人にピッタリではないだろうか。15.6型なので、据え置きで使用してたまに持ち運ぶノートパソコンを探しているのであれば、STYLE-15FH038-i5-UHESを検討してみてほしい。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | STYLE-15FH038-i5-UHES |
CPU | Core i5-8250U(1.6GHz) |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 240GB SSD |
ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット)、ノングレア |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2 |
インターフェース | USB 3.0端子、USB 3.0(Type-C)端子、USB 2.0端子、HDMI端子、ミニD-sub 15ピン、ヘッドフォン/スピーカー出力端子、マイク入力端子、有線LAN端子、SDカードスロット |
サイズ/重量 | およそ幅378×奥行257×高さ31mm/約2.08kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |