LED搭載パーツでPCを彩るライトアップPCなど、国内外ですっかり定着している魅せる系PC自作。サイドパネルに強化ガラスを採用するPCケースや、LED搭載パーツの増加とともに、手軽に魅せるPCを組めるようになっている。
そんな数多く登場している魅せるPC系パーツの基本となるのが、手軽に追加でき、LEDイルミネーションを楽しめるLEDファンだ。
昨年から続々と新製品が登場しており、各社のマザーボードが備えているLEDイルミネーション操作機能に対応するほか、独自ソフトウェアでOS上から発光色とパターンを調節できる製品が増えている。
ここでは、今年1月時点の主流製品を一挙に21製品集めて、LEDファン選びで最も気になる、光りかたをチェックしていこう。
LEDイルミネーション機能の制御方法は3種類
LEDファンの制御は、昔ながらのスイッチ切り替えに加えて、OS上からのソフトウェア制御がある。ソフトウェア制御は、ASUS「AURA Sync」やGIGABYTE「RGB Fusion」、MSI「Mystic Light Sync」といったマザーボードメーカーが備えるLEDイルミネーション操作機能と、ThermaltakeやCORSAIR、NZXTといったメーカーの独自仕様の2種類がある。
なお、マザーボードメーカー各社が採用する機能は、一般的なLEDの規格のひとつで、1個あたりに発光体が3つ搭載されている「5050」規格になっている。同じ12V、R、G、B(R、G、Bの並びは異なる)の4ピンで制御しているため、「AURA Sync」などに対応するLEDファンは市販のLEDリモコンで制御することも可能だ。
LEDイルミネーション操作機能搭載
マザーボード対応の6製品をチェック
ここからは、4ピンのヘッダーピンでマザーボードと接続して制御できるLEDファン6製品を紹介しよう。
4ピン制御対応LEDファンは汎用性が高いのが魅力で、マザーボードに備わっているLEDをはじめ、LED搭載ビデオカードや、マウス、キーボードなどと同期した統一感のあるPCライティングを実現できる。
なお、LEDイルミネーション操作機能に非対応のマザーボードでも、Cooler Master「MasterFan Pro RGBコントローラ」(型番:MFY-RCSN-NNUDK-R1)を追加することで、4ピンRGBヘッダーピンの機器をOS上から制御可能になる。ASUS「AURA Sync」などに対応をうたっている製品なら同様に制御できるので注目だ。
この連載の記事
-
第3回
PCパーツ
簡単操作でPCを彩れる! 単色、スイッチ制御系LEDファン -
第2回
PCパーツ
操作性グッド! 専用ソフトでLED+αのファンコントロール -
PCパーツ
PCを鮮やかに彩るLEDファン大全 - この連載の一覧へ