8月31日、さくらインターネットは大きな計算資源を高いコストパフォーマンスで利用できる高火力コンピューティングの1シリーズとして、「さくらの専用サーバ 高火力シリーズ」の提供を9月30日から開始することを発表した。
さくらの専用サーバ 高火力シリーズでは、NVIDIAのTesla M40 (12GB) を搭載したフラッグシップ「Teslaモデル」と、よりコストパフォーマンスに優れた「Quad GPU モデル」を用意。Quad GPUモデルは月額8万5000円で利用できる比較的手軽なモデル、Teslaモデルは妥協なく最大限の性能を使用したい用途のモデルとなる。拡張性に優れ、メモリは最大1TB、ストレージは最大8台(標準2台+6台)まで利用可能。
短期利用・月額コストを抑えたいユーザー向けの初期費用ありプランのほか、初期コストを抑えたいユーザー向けの初期費用分割プランが用意される。なお、無償トライアルユーザーを8月31日より先行募集する。
さくらの専用サーバ 高火力シリーズについては下記の通り、今後も拡充を続けていくという。
- 2016年末までに NVIDIA Tesla P100 (PCIeカードタイプ) の提供を開始する。また、NVLINKを搭載したNVIDIA Tesla P100 (SXM2 Moduleタイプ) の追加も計画中。
- 2017年3月末までに、時間課金によって高性能な計算資源をより手軽に使える従量課金体系を導入。
- 2017年3月末までに、Infiniband等の高速なローカル接続オプションの提供を計画中。