最近、筆者のデータ利用量が多くなっている。スマートフォンのアプリごとのデータ容量消費を見てみると、ウェブブラウザーがたくさん消費している。
PCを使うよりも、移動中にウェブサイトを見ることが多くなったこともあるが、スマートフォンが大画面化し、情報量が少なくページの拡大ができなくなっていることの多いスマートフォン向けページよりも、PC向けページを見てしまう傾向があるからだ。
容量プランの変更を検討してみる
容量が足りないことが常態化し、月末に低速になってしまって困るようならば、早急に容量プラン変更を考えたい。
たとえば、現状が3GBならば5GBや7GBなどにアップすることだ。3GBから5GB、7GB、10GBとなると月額利用料の跳ね上がりが大きいため変更を躊躇してしまうかもしれないが、通信量を下げる工夫をしたくなく、快適に利用するなら容量を大きくするしかない。
それとも、1GBや500MBといった非常に容量の小さなプランの人は、3GB程度までは上げてしまってもあまり料金が変わらないことが多い。
もちろん格安SIM事業者によって料金はまちまちだが、たとえば「mineo」だと1GBのプランは月額800円、3GBは900円なので、1GBで足りないと感じるなら今すぐにでも上げてしまったほうがよいだろう。
また、容量を上げずに追加容量を購入するという方法もあるが、割高なので一時的なものだけにしておきたい。容量が足りないと思ったならば、なるべく早く容量アップを検討して実行に移すべきだ。
タイミングによっては変更できないこともある
プラン変更というのは、容量を使い切る月末に思いつくものだが、月末ぎりぎりに来月から容量をあげようと思ってもできない仕組みのところが多い。そこで、主だった格安SIMの容量変更の手続き方法や、締切時期をまとめてみた。
表を見ていただければわかるが、主だったところで月末まで受け付けているところはなく、月末の1日前や25日までに受け付けるところが多い。
25日締切でも、手続きを受け付けてくれて翌々月から適用になればいいが、締切日を過ぎると手続き自体を受け付けていないところもある。
月が明けたら容量が復活するので、容量プラン変更をすっかり忘れてまた月末に……という繰り返しだけはしないようにしたい。
IDとパスワード覚えてる? 手続き方法にも注意
実際に手続きをする方法にも注意が必要だ。ウェブサイトでできるところもあれば、なかなかつながらないコールセンターに電話しなければならないところもある。ウェブサイトで、月末近くまで受け付けてくれるところなら安心だ。
ウェブサイトで受け付けてくれるところでも注意しなければならないのは、会員ページにログインするためのIDやパスワードを覚えているかどうかだ。
たとえば、加入して便利に使っていても、残容量が見えるアプリを設定しているだけで、変更に必要な会員ページに入るためのIDとパスワードを忘れていることもある。
コールセンターに言えばなんとかなることもあるが、すべて忘れてしまっていて、加入時の控えも残っていなかったり、オンラインで申し込んだけでメモもプリントアウトもしなかったら、完全に忘れてしまうこともある。
そして、その状態でなんとかするためには、SIMに書いてあるシリアル番号や、SIMの電話番号が必要になることもある。スマートフォンから取り出したり、設定情報から電話番号を調べるなど、事前にやっておくことが多くなる。
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