米マイクロソフトは、「Surface RT」などに搭載されているARMプロセッサー向けOS「Windows RT」を対象に、9月にスタートメニューとロック画面をアップデートする更新プログラムを配布すると明らかにした。
現在、マイクロソフトのウェブサイトに設けられたWindows 10関連のQ&Aに、Windows RTからWindows 10へのアップグレードは不可能であること(Windows 10はARMをサポートしない)、Windows RTのスタートメニューとロック画面を改善した更新プログラムを9月に配布することが明記されている。この更新プログラムは、7月に米マイクロソフトのGabriel Aul氏のツイッターアカウントで明らかにされていた「Windows RT 8.1 Update 3」を指すものと見られる。
Windows RT向けに「Windows 10に含まれる一部の機能」が実装されることは今年1月の時点で明言されていたが、具体的なアップデート内容が公開されたのははじめて。