9月25日、「クラウド会計ソフト freee」(開発元freee)に経費精算機能を追加された。会計ソフトと経費精算がシームレスに一体化することで、経理の業務が大幅に短縮されるという。
従業員はWebブラウザやiPhoneアプリから経費精算を直接申請でき、4項目を入力するだけで申請完了。申請された経費は、承認権限を持つ人が承認あるいは却下し、承認された経費はクラウド会計ソフト freee上の会計帳簿にシームレスに登録できる。承認も会計データの作成も1クリックで完了し、承認状況や追記されたコメントをメールやプッシュ通知でお知らせされるという。
領収書やレシートなどの証憑も、iPhoneアプリで撮影し freeeに登録可能。モバイルアプリにも対応した経理精算機能を持った会計ソフトは日本初となるという。今後、WebブラウザからのアップロードやAndroidにも対応する予定。
なお、freeeはシンガポールのTemasek グループの投資会社のPavilion Capitalとリクルートホールディングスの投資子会社である合同会社RSPファンド5号を引受先とし総額6.3億円の第三者割当増資を実施することに合意したこともあわせて発表した。リクルートグループとは今後協業を深めていく予定。グループ横断で経理や給与計算の分野で中小企業をサポートすべく、プロダクトや営業面での積極的な協業も検討していくという。