幕張メッセで国内最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2014」がいよいよ開幕。イベントの詳細やコンパニオンの記事などはほかに任せるとして、ここでは最速を求めるスピーディー末岡が、レースゲームに絞ってお届けしよう。なお、ゲームショウの一般公開は20~21日だが、今日と明日はビジネスデー。一般入場料は1200円で、小学生以下は無料で入場できる。
人気シリーズ2作がプレイアブル
XBOX ONE「FORZA HORIZON 2」「Forza Motorsport 5」
先日日本で発売されたばかりのニューハード、XBOX ONEのブースには2種類のレースゲームが展示されていた。すでにローンチタイトルして発売中の「Forza Motorsport 5」(6900円)、そして10月2日に発売予定の「FORZA HORIZON 2」(6900円)だ。
Forza Motorsport 5は、いまやグランツーリスモシリーズと双璧をなすほどに成長したレースシミュレーションゲーム。徹底的にリアルさを追求しつつも、初心者が遊びやすいようなアシスト機能を搭載している敷居の低さがウリだ。また、ペイント機能も充実しており、すでにユーザーがデザインした痛車もちらほら配信されている。グラフィックも収録されている車種も、レースの面白さも、間違いなくトップレベルのレースゲームである。
FORZA HORIZON 2は前作から引き続きオープンワールドのドライブゲーム。好きなクルマで音楽をかけながらダラっとドライブするもよし、途中でバトルを仕掛けるもよし、友達とチームを組んでチーム交流戦を行なうもよしと、Forza Motorsport 5とはまた別のベクトルを向いているレースゲームだ。テストドライブアンリミテッドシリーズが好きな人なら、こっちも好きになるだろう。
ストイックなForza Motorsport 5、パーティー感覚で遊べるFORZA HORIZON 2、お好きなほうをどうぞ!
ソーシャルとレースが融合!? ソニー・コンピュータエンタテインメント「DRIVECLUB」
ソーシャルレーシングと銘打ったPS4用のレースゲームが「DRIVECLUB」だ。発売日は10月9日で価格は5900円。PS4ならではのソーシャル機能を使って、フレンドたちとコミュニケーションしながら遊べるのが最大のポイントとのこと。
気の合う友達とクラブを結成して、最大12人まで同時に遊ぶことができるオンラインレースや、ドリフトや最高速といったスコアを競い合うフェイスオフモードなどがある。これらのレースで好成績を記録すると名声ポイントがもらえて、そのポイントは所属クラブ内で合算されるため、クラブ同士でランキングを競うことになる。
PS4の性能をフルに活かしたグラフィック、世界中のスーパーカーを収録と、PS4のレースゲームにふさわしいDRIVECLUB。まずは友達を作るところから始めよっと。
今年もF1の季節がやってきた!
コードマスターズ「F1 2014」
電アスレース部で毎年紹介していたコードマスターズのF1シリーズ最新作。前作と比べて大きな変更点は、往年の名ドライバー、名マシンで遊べるクラシックモードがなくなったくらい。あとは、遊びやすさの部分がブラッシュアップされている。10月2日にリリース予定で、価格は7400円。
F1マシンをそのまま操作しようとすると、真っ直ぐ走らせるだけでも大変なのだが、さまざまなアシスト機能で初心者でもレースに勝てるように調整されているのがこのシリーズの特徴。今作では遊びやすさの敷居を下げるため、前作以上に強力なアシストになっている。数周遊んで見たのだが、アクセル踏みっぱなしで、レコードライン通りに走るだけでブッチギリの1位になれてしまった。オートブレーキとスピン防止機能のおかげで、アクセル全開でも自動的に適切なポイントでブレーキングをして、さらにスピンしそうになるとアシスト機能が介入して無傷でコーナリングできる。中級~上級者には物足りないが、各種アシストをオフにすれば自分の腕にあった遊び方ができる。
発売日直後(10月5日)にF1 日本GPなので、このゲームで予習しておこう!
モンスターエナジーとコラボ!
エレクトロニック・アーツ「ニード・フォー・スピード ライバルズ」
すでに発売中の「ニード・フォー・スピード ライバルズ」だが、モンスターエナジーとのコラボで、同ブースで遊ぶことができた。エレクトロニック・アーツのブースには用意されていないので、遊べるのはココだけ。
しかも、355mlというエナドリ界トップクラスの容量を誇るモンスターエナジー、カロリーゼロのモンスターエナジーアブソリュートリーゼロが無料で1本もらえてしまう。ゲームショウを回るのに疲れたら、ここでエナジーを補給して、ニード・フォー・スピード ライバルズでひとっ走りしてから、再び戦場(ゲームショウ)へ向かおう。
さすがに無料でもらえるとあってビジネスデーでもかなりの行列ができていたので、一般公開日はかなりの混乱が予想されるので、並ぶなら早めが吉だ。
学生がラリーゲームを作ったらこうなった!
日本電子専門学校「Aim Racing6」
東京の大久保に位置する日本電子専門学校は、東京ゲームショウに出展し続けて19回目。毎回、学生が製作したゲームを展示しているのだが、今回はラリーゲームの「Aim Racing6」をプレイアブル展示していた。3画面を使って視野を広くし、まるでラリーカーに乗っているかのような臨場感が味わえる。
なお、対応してくれた学生さんによると、このゲームはとくに販売予定はなく、ネットで公開することもないという。まさにここでしか味わえない、若手クリエイターの卵たちが作ったラリーゲームなので、ぜひタイムアタックにチャレンジしてみよう。
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