Amazonは9月18日、同社電子書籍端末の新製品を発表した。ラインナップは、「Kindle Fire HDX 8.9」と「Kindle Fire HD 6」、「Kindle Fire HD 7」、そして新登場の「Kindle Voyage」の4モデル。
Kindle Fire HDX 8.9は、Dolby Atmosを初めて搭載したという端末。Dolby Atmosは、ドルビー社の立体音響規格のひとつで、最新の映画館などで採用しているシステム。従来より臨場感のある音を提供する。
また、前世代機より70%速くなったグラフィックエンジンや、339ppiのディスプレーを備えているが、詳しいスペックや変更点、またKindle Fire HDについては別記事を参照してほしい。
新しく登場したKindle Voyageは、無印KindleやKindle Paperwhitと同じ6型ディスプレーを搭載する電子書籍リーダー。Kindle Paperwhitの212ppiより高解像度な300ppiになっている。また、左右のベゼル部分に埋め込まれたセンサーにより、指で押したときのわずかな圧力を察知し、スワイプせずともページをめくれる「ページめくりボタン」を搭載する。
価格は、Kindle Fire HDX 8.9の16GBモデルが4万9800円、32GBモデルが4万7180円、64GBモデルが5万3280円。Kindle Fire HD 6は1万1800円、Kindle Fire HD 7は1万6280円(ともに8GBモデル、16GBモデルはプラス2000円)。Kindle Voyageは、2万1480円。