16日、日本ファルコムが2014年9月期の経常利益を従来の7.5億円から12億円へと上方修正した。
増益率は5.5%増から68.8%増へと大幅に拡大し、過去最高益予想に上乗せする形となった。4〜9月期(下期)の経常利益も6.1億円から10.6億円(前年同期6.4億円)へと73.5%増額し、64.1%増益の見通し。
日本ファルコムでは「9月25日に発売予定の新製品『英雄伝説 閃の軌跡2』(PlayStation 3、PlayStation Vita向けゲーム)の国内及びアジア地域における受注が非常に好調」「前作『英雄伝説 閃の軌跡』についても国内及びアジア地域での販売が堅調に推移」「『イースセルセタの樹海』英語版が北米及び欧州地域において好調」の3点を修正要因にあげている。
増益・上場10周年を祝い、株主への記念配当も用意する。
「『英雄伝説 閃の軌跡』をはじめとする『軌跡シリーズ』展開から10周年を記念し、さらに、平成25年12月をもちまして株式上場10周年を迎え、収益を株主の皆様に還元するために、平成26年12月に開催を予定しております定時株主総会におきまして、下記の通り普通配当に加えて記念配当を付議する旨決定いたしましたのでお知らせいたします」