PCバッグらしからぬスッキリしたデザインと、必要十分な収納力を両立
モノ多き現代人の悩みに応える「ThinkPad ウルトラ・バックパック」
2014年09月03日 09時00分更新
まさに“現代人のため”のPCバッグ
ノートPCにタブレット、スマートフォン、モバイルバッテリーやACアダプター、ケーブルの類い、カメラ、カードリーダー、SSDやHDD、USBメモリーといったポータブルストレージ類……一体、いくつ持ち歩けば気が済むのかと言いたくなるような現代人のガジェット事情。毎日フルで持ち歩くという人はあまりいないかもしれないが、とにかく多い。かばんに詰めるだけでも面倒だ。一苦労だ。綺麗に詰めても、歩いているうちにごちゃごちゃしてくるし。
そんな現代人の宿命に寄り添うようなバッグを作ったのはPCメーカーのレノボ。「ThinkPad ウルトラ・バックパック」という名のこのバッグは、「PC+○○」というコンセプトのもと、現代人のニーズに応えるべく、レノボがリリースしたバッグの内のひとつだ。
シリーズはほかにアメリカ運輸局の定める航空機持ち込みの基準に準拠し、空港での荷物検査をスムースに通過できる設計にした「プロフェッショナル」や、ビビッドなカラーでスポーティな印象の「アクティブ」、杉綾織りの記事とオレンジの内張りで軽快な印象に仕上げた「カジュアル」など、6シリーズ全15製品の多彩なラインアップを揃える。
ウルトラはこだわり派に向けたシリーズ
中でもこの「ウルトラ」は一際デザインにこだわり、スタイリッシュに仕上げたシリーズ。素材はタフなナイロンと本革(一部ポリウレタンレザー)で、ジッパーの引き手にあしらったトラックポイントのデザインが印象的なバッグだ。同シリーズのメッセンジャーバッグはドイツのデザイン賞「レッド・ドット・デザインアワード」を受賞している。
端的に言うと、PCバッグらしからぬスッキリしたデザインなのに、収納力があり使い勝手もいい。
「PCバッグらしからぬ」といっては世のPCバッグたちに失礼な気もするが、実際のところPCバッグときくと「実用性重視・デザイン度外視」のイメージが付きまとう気がする。道具として考えれば「デザイン度外視」は大した問題ではないかもしれないが、やはりどうせ持つならかっこいいもの、気に入ったものの方が嬉しい。
ウルトラ・バックパックは、必要充分な収納力をシンプルなデザインにまとめている点が注目ポイント。素材が凝っているので、シンプルながらもちゃちな感じがしない点もいい。
そして税込9936円と1万円をギリギリ切る価格設定。「すごい、びっくりするほど安い!」とはいかないが、これだけ素材にこだわり、収納力もあり、飽きが来なさそうなデザインで、4ケタ台というかばんは実はあまりないのではないだろうか?
某紳士向け高級かばんメーカーや某老舗ブランドで同じ様なコンセプトの商品を買おうとすれば、2〜3万円前後は覚悟する必要があると思う。しかしウルトラ・バックパックなら9936円。しかもこのクオリティー。はっきり言って非常にいいのではないか。
PCバッグの新調を考えているならおすすめだ!