インターネットを使い、個人間でモノを売買するCtoC(Consumer to Consumer)市場において草分け的なサービスと言える「ヤフオク!」(旧「Yahoo!オークション」)。1999年9月28日のサービス開始以来、今月の28日で15周年を迎える。
そんななかでヤフーは、総落札額がサービス開始以来約8.5兆円、総落札個数が約15億個になったと発表。2013年度の利用者数は約1000万人、落札額は7300億円にまで成長しているという。
「ヤフオク!」は、誰もが手軽に出品、入札ができるインターネットオークションとして定着している。サービス開始以降、出品者の本人確認システムの導入、「オークションストア」の出店受付開始、知的財産権保護の取り組みをはじめ、スマホ・タブレット向けアプリの提供など、時代に合わせたサービスを展開してきた。
近年ではオークションのみならずリユースもキーワードとし、2013年7月にヤフオクドームで不要な洋服を引き取る「リユーススタンド」を設置、14年1月には大規模フリーマーケット「リユース! ジャパンマーケット」を開催した。さらに4月、Yahoo! JAPANはブックオフコーポレーションとの資本・業務提携を発表。インターネットとリアルそれぞれの強みを活かし、リユースしやすい環境を整えようとしている。CtoC市場の発展とともに、「リユース革命」としてリユース経験者100%を目指す。